先日BTSのジョングクが生配信でサセンについて言及し、被害内容を明かしたことが話題になっています。
今回はその配信の内容や過去のサセン被害を紹介していきます。
ジョングクがサセンについて言及
3月4日未明、WeverseLIVEにてジョングクは「今酔っ払っているから話すんだけど、先日驚愕の出来事があったんです」と、サセン被害について話しました。
2月にジムで運動中の様子をライブ配信した時のこと、配信を終え自宅へ帰宅しようとするとジムの前にサセンが待ち伏せしていました。
このジムのトレーナーの知人によると、今回の件で近隣住民からのクレームが増加し、グクも安全のためにジムの変更を余儀なくされてしまったそう。
ファンを喜ばせるために配信を開いてくれたのに、このような節度がない人のせいでグクの行動が制限されたり、近隣住民をはじめとする多くの人に迷惑が掛かってしまったのは残念で仕方ありません。
ジョングクはこの件に対し以下のようにコメントしています。
言わないでおこうと思っていたんだけど、応援してくれて沢山関心を寄せてくれて感謝はしています。
とてもありがたいんだけど、でも運動しているときは会いに来ないでください。
この前(ジムにサセンが来た時)は本当に驚きました。
関心はありがたいけど公式スケジュールじゃないからね。
酔ってるからこそ言えるんだけど、他のARMYも来ようと思えば来れるじゃないですか。
でも僕らには守るべきものがあるじゃない…ほらARMYとバンタンにはさ。
久しぶりにプライベートな場所にくるファンを見て困惑しました。
普通に考えて良い行動ではないです。
その気持ちだけ理解してもらえると本当にありがたいです。
このコメントにはARMYからも「こんな悲しいことグクに言わせないで」「酔った勢いで話さないといけないぐらい我慢していたんだろうね」など悲痛な声が寄せられました。
そもそもサセンとは
サセンとは韓国語で「私生活」を意味する「サセンファル」が由来となっており、アイドルの私生活を追い回すストーカーのような人々のことをいいます。
これまでは「サセンファン」と呼ばれることが多かったのですが、ファンとは呼べないほど度が過ぎた行動をすることから、最近では「サセン」と呼ばれるようになりました。
よくサセンとアンチが混合されがちですが、あくまでサセンは愛情の延長線上に誕生するものなので、事務所やアイドル側も対応に悩まされることがあります。
今回はジョングクがサセンに対し警告しましたが、自分の事をどこまで知られているのか、刺激をしたらどんなことをされるのか、全く予想ができない状態で言葉を選びながら発言するのは、とても勇気が必要だったと思います。
ジョングクは過去にも悪質なサセン被害に
グクがサセンの被害に合うのは今回が初めてではありません。
ここからは過去に起きた悪質な被害内容を紹介していきます。
生配信中の迷惑電話
2019年6月16日、釜山でのファンミーティング後にVLIVEにて配信を行ったジョングク。
海外のファンにも伝わるようにスマートフォンの翻訳アプリを利用しながら、ファンとの交流を楽しみました。
サセンが電話をかけたのはジョングクが翻訳のためスマートフォンを手に持っていたタイミングです。
ジョングクは、知らない番号から電話がかかってきたと困惑した表情でファンに報告し「この着信がもしもファンで、VLIVEをしているから確認のためにかけてきたのなら、すぐに着信拒否する」と話しています。
トイレでの盗撮
2016年12月香港で開催されたMAMAに出演したBTS。
ジョングクがトイレで手を洗っているところを、後を付けていたサセンによって盗撮されました。
サセン本人が盗撮した写真をSNSにアップし拡散され、被害が発覚。
写真には「あぁ神様やっとジョングクに会えた。でも彼は写真はやめてと言っている(笑)」というキャプションが添えられており、サセンが全く罪の意識を感じていないことがわかります。
ストーカー被害
2019年1月、BTSはゴールデンディスクアワードに出席しました。
メンバーたちと待機席で他のアーティストのステージを見ていたジョングクですが、客席に目線を向けた途端、目を丸くして驚いている様子がマスターさんのフォーカスカメラによって確認されました。
この視線の先にいたのは有名なサセンだったと言われており、以前HYBEが公開したブラックリストにも名前のある人物だったようです。
ホテルの部屋に突撃
2019年2月、ツアーで福岡を訪れたBTSは、宿泊しているホテルの部屋でJ-HOPEの誕生日を祝うVLIVEを配信しました。
カメラが部屋の出入り口に向くと、半開きになっていたドアから女性のような人がピースをして覗き込む姿が一瞬映りこんでいます。
この件について事務所は「映っているのはスタッフである」と説明しましたが「スタッフがピースをして写りこんでくるなんてありえない」とARMYたちは意見し、説明に納得した人は少なかったようです。
この日BTSと同じホテルに宿泊しているというサセンが、SNSにてホテルの動画をアップしたり「ホソクのVLIVEに乗り込みました話題の女です」と投稿。
同伴者も「ホソクの女Vライブ始まった瞬間部屋乗り込みにいったぞ爆笑」とストーリーズをあげており、写りこんだ髪や服の色も一致していることから、スタッフではなくサセンであった可能性が高いとみられています。
ホテルの件では事務所もセキュリティ面を追及されることを恐れ、このような声明を出したのかもしれませんが、メンバーたちが安心して活動できるように対策を考えてくれているといいですね。
ちなみに現在はツアーがあるとホテルのフロアを全て貸切って、対策しているようです!
サセンからお金を稼ぐ人々もいる
このようにアイドルの私生活に踏み込むサセンですが、電話番号やホテルの部屋などどこからアイドルの個人情報を見つけてくるのでしょうか。
実は韓国ではアイドルの個人情報が1件につきおよそ7000ウォン(700円)程度で取引されているそうです。
売られている個人情報は、電話番号や住所、メールアドレス、ホテルの部屋や電車や飛行機の座席など多岐にわたります。
情報の売主は航空会社の職員や携帯会社の職員、ホテル関係者などと言われており、最近では漏洩こそされませんでしたが、RMの個人情報が鉄道公社職員によって不正アクセスされていたという事件もありました。
韓国では成人したすべての国民に住民番号が割り振られているので、その番号からオンラインで座席の予約状況を確認することもできてしまうのだそう。
サセン同士で情報共有をしていることもあるので、完全に取り締まるのは難しいようです。
実際に、自分が所属するグループの個人情報が販売されているところをTwitterでアイドル本人が見つけた事例もあり、このような犯罪行為が身近なSNSで発生していることにも驚きが隠せません。
まとめ:節度を守ったペン活を
いかがでしたか?
今回はジョングクがライブ配信でサセンについて言及したことや、これまでの被害内容を紹介しました。
このように悪質な犯罪行為をするサセンですが、もともとは私たちと同じくアイドルを応援したいファンの一人だったはず。
ということはファンなら誰にでもサセンになってしまう可能性があるということです。
ファンとしての立場をわきまえて、アイドルの気持ちを尊重する節度を守ったペン活を楽しみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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