10月に行われた釜山国際博覧館の誘致イベントにて、BTS特別ステージのコンサートが開催されましたが、”これが最後のステージ”といった噂が立ちました。
また、世界中で人気のグループとなったBTSは、活動9周年を迎えましたが、メンバー全員が兵役未招集のため、いつ行くのか気になっている方が多いと思います。
今回は、最後のステージになるのではと言われた噂のきっかけや、釜山コンサートでのコメントを交えながら、今後のBTSの活動がどうなるのかも予想していきたいと思います。
BTSの釜山ライブとは
10月15日に、釜山アジアド主競技場で『WORLD EXPO 2030 BUSAN KOREA CONCERT BTS <Yet To Come> in BUSAN 』が開催されました。このイベントは約5万人を収容し、釜山港国際旅客ターミナル野外駐車場に用意された「LIVE PLAY」では約1万人が観覧、Weverse(ウィバース)オンラインストリーミングは約4,907万再生を記録し、大盛況で幕を閉じました。
ステージでは全19曲が披露され、当初90分間の予定でしたが最終的に2時間以上のライブとなりました。
披露されたのは、今年6月に発売されたアルバム『Proof』にて公開された新曲3曲や、2015年にリリースされたアルバム曲など、新しい曲から古い曲までバラエティに富んだセットリストでした。
2.釜山ライブが最後?
TMAでのコメント
BTSは釜山ライブの1週間前、10月8日に開催された韓国の音楽授賞式『2022 THE FACT MUSIC AWARDS(TMA)』に出演しました。
授賞式では、”大賞”と”今年のアーティスト賞”を含む6つの賞を受賞し、ジンが受賞した”ファン&スターチョイス賞(個人部門)”を合わせると、計7冠という記録を残しました。
その大賞スピーチで、アールエムは「元々私たちがやってきたスタイルの通り、色々なことに関し正直に良いことをたくさんお話したいのですが、今はそれが出来なくて、近いうちに、整理されたら皆さん正直だった姿の私たちの通り、お話できるんじゃないかと思います」と話し、ジミンも「アールエムさんが、素敵なことを話してくれましたが、大切なことはそれだと思います。今ははっきりとした何かを見せてはいませんが、僕たちの間でも重要なことを話しています。皆さんのことをいつも考えています。今日も素敵な声を聞かせにここまで来てくださり、ありがとうございます」とコメントしました。
この2人のコメントより、”BTSが何か大切なことに対する話し合いをしており、その重要なことを近いうちにファン達に話せる日がくる”ということがわかり、ファン達の間では「兵役が決まって、最後の公演のお知らせになるのでは?」と噂が広がりました。
釜山ライブでのコメント
アールエムがライブの前日、Weverseにて「もしかすると今回披露するのが最後になるかもしれない昔の曲もやります」との投稿をし、話題となりました。
ライブ当日は、「Cypher PT.3: Killer」や「Ma City」など、2015年にリリースされた昔の曲を披露する場面があり、「Cypher PT.3: Killer」の曲の始まり部分では、アールエムが「今日この曲に別れを告げます」とコメントし、さらに歌詞アレンジをきかせたパフォーマンスとなり、「まさしく今回限りのステージだった」というファンや、「大好きな曲なのに最後なんて….」と悲しみをあらわにするファン達も多くいました。
最後のコメントのシーンでは、
ジェイホープが「未来のことについて話したいのですが、これからは信頼が必要な時期ではないかと思います。メンバーとファンが一つの信頼をもとに、これからの未来のことを描いていく時期になっていると思います」と話し、
ジミンは「(コンサートが)終わることを考えると、とても残念ですが、公演は今日だけじゃないですし、続けていくのであまり残念がらないで下さい。そして最近皆さんと会話をするうえで、これから10年後のこととか全く気にしていなかったのですが、すごく気になるようになりました。これからも皆さんと楽しいことをやっていきたいです。」とコメントしました。
ジョングクは「これで終わりというわけではなく、これからもっと走っていこうという意味ですし、今後10年も皆さんと一緒に過ごしたいです」と話し、
さらに、ジンは「今日コンサートをやって、いろんな感情がありましたが、今決まっているコンサートは一旦これで最後なので、今回感じているものを大切にしたいと思います。ツアーの日程が決まったら来てくれますよね?」とコメントを残し、現状決まっているスケジュールでは最後のステージになることや、今後またツアーを行う可能性があることの両方を話しました。
3.BTSのこれからの活動や兵役は?
ジンの兵役延長解除のお知らせ
BTSの所属レーベルは、釜山ライブの2日後の17日、ジンの兵役入隊延期の取り消しを申請する予定と発表しました。ジンは12月の誕生日で、兵役の期限となる30歳を迎えるため、この取り消し申請次第では年内もしくは、年明けすぐに兵役に行く可能性があるとファン達の間でも推測されています。
案内文には、「この度、BTSが兵役の義務を履行するための具体的な準備に着手しましたことをお知らせいたします。まずはじめに、まもなく個人活動を開始するメンバーJINは、10月末に入隊延期の取り消しを申請する予定です。その後、兵務庁の入隊関連プロセスに従うことになります。
他のメンバーも各自の計画に沿って、順次兵役を履行する予定です」とつづられており、ジン以外のメンバーも順番に兵役に行くことが明らかになりました。
また、「当社とメンバーは、2025年あたりにはBTSが7名でのグループ活動を再開することを希望しておりますが、現時点で正確な時期を特定するのは困難でありますことをご理解いただけましたら幸いです。つきましては、BTSは各メンバーの兵役履行計画に合わせ、当分の間、個別の活動に集中することになります。今後のBTSの歩みにも多くのご関心とご声援を賜りますようお願い申し上げます」と記載されていました。
BTSが今後はソロ活動をメインに行われること、そして2025年にメンバー全員が兵役を終え、7人で活動することを目標としていることが明らかになりました。
JIN(ジン)はソロアルバムをリリース
ジンは、TMAの最後のコメントシーンで「ファンの皆さんへ伝えたいことがあります。予想していませんでしたが、ジェイホープに続き、BTSで2人目のソロアルバムを出すことになりました。ソロシングルです。僕がとても好きな人と一緒に仕事ができたので新曲をリリースします。」とコメントしました。
そして、このアルバムにはイギリスロックバンドのコールドプレイも参加することが明らかになっています。昨年9月に発表された楽曲「My Universe」ぶりのコラボとなり、コールドプレイは共同作曲、作詞、演奏を担当しているそうです。
タイトルは、宇宙飛行士という意味の「The Astronaut」であると公開され、10月28日13時にリリースされることが発表されました。
また同日の同時刻にMVも公開予定となっています。
リリースの翌日、10月29日には、コールドプレイのアルゼンチンライブで公開されることも決まっており、ジンのソロ活動に期待が集まっています。
4.まとめ:釜山ライブは現在決まっているスケジュールでは最後のコンサートだった
釜山ライブでは、今回で披露するのが最後になるとメンバーから発言があった「Cypher PT.3: Killer」を歌う場面や、現在決まっている公演スケジュールは他になく、釜山ライブが最後であることなどが発表される場面もありました。
今後兵役のお知らせや、メンバーたちの活動に関するお知らせにも注目が集まります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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