先日、釜山コンで披露した「RUN BTS」のステージがかっこいいと話題になっています!
今回はそのステージの感想や「RUN BTS」に込められた意味などについて紹介していきます!
BTSが釜山で「RUN BTS」を披露!
およそ3年ぶりの有観客ライブを釜山で開催
10月15日BTSは、釜山アジアド主競技場にて「WORLD EXPO 2030 BUSAN KOREA CONCERT BTS Yet To Come in BUSAN」を開催しました。
このコンサートは、釜山に2030年万博を誘致する活動であるため、コンサート費用の70億ウォン(7億円)をBTSの所属事務所であるHYBEが全額負担。
会場はもちろん、オンラインやLIVE PLAY、ライブストリーミングも全て無料で視聴できるという大規模な無料コンサートとなり、世界中のARMYがそのステージを見届けました。
街中にBTSのポスターが飾られ、カフェでは関連イベントを開催、ロッテ免税店釜山が公式グッズストア「SPACE OF BTS」をオープンするなど、BTS一色に染まった釜山。
新型コロナウイルス蔓延に伴いおよそ3年ぶりとなった今回の有観客コンサートには、チケットを手に入れることができなかったファンも、その雰囲気を感じるために世界中から訪れ、釜山を盛り上げました。
「Proof」の収録曲に沿ったセットリスト
今回のコンサートは、2022年6月10日に発売された、BTSの年代記的アルバム「Proof」の収録曲に沿った内容で構成され、新曲「Yet To Come」「For Youth」「RUN BTS」も披露されました。
中でもダンスパフォーマンスが初披露となった「RUN BTS」には「期待以上」「かっこよすぎる」と絶賛の声が寄せられています。
コンサートのエンディングでもメンバーたちは「RUN BTS」について触れており、ジェイホープは「皆さんに楽しんでもらえるようなコンテンツを準備したり、RUN BTSの振り付け準備をしたりする時間がとても楽しかった」と話し、テテは「RUN BTSの振付、実はすごく大変だったんです。でもARMYが喜んでくれると思うとすごく楽しみでした。いかがでしたか?」とコメントしました。
「RUN BTS」のステージがかっこよすぎた!
そんな「RUN BTS」の初披露ステージですが、とにかく迫力満点でかっこよすぎたんです!
ここからはステージの内容と感想を紹介していきます。
迫力満点のダンスパフォーマンス
「RUN BTS」のステージは「MIC DROP」の次、コンサートの2曲目に行われました。
「MIC DROP」も、BTSらしいワイルドでかっこいい楽曲ですよね!
この相性抜群な2曲の繋がりに、開始早々から会場は大盛り上がりでした。
舞台が暗転し「RUN BTS」のイントロが流れると、歓声はさらに大きくなり、有観客ライブの楽しさを思い出させてくれます。
黒い衣装を身にまとったBTSは大勢のダンサーを引き連れて、一体感のあるパワフルなダンスを披露。
その圧倒的なかっこよさは、5万人を収容するスタジアムも狭く感じさせてしまうほどでした。
中でもグクのパフォーマンスは一際目を引き、Twitter上にファンカム(会場でファンが撮影した特定のメンバーをクローズアップした動画)が公開されると、1.2万リツイート、3.4万いいねがされました!
この投稿には「こんな最高なものを共有してくれてありがとう」「かっこよさが更新されている」などグクのパフォーマンスに夢中になったファンから沢山のコメントが寄せられています。
安定した生歌
「MIC DROP」からの「RUN BTS」という激しい2曲が続いたのにもかかわらず、BTSはこのステージでも安定した生歌を披露。
これには「この曲を生歌でやるなんてさすがバンタン」「実力が爆発している」と沢山のファンを驚かせました。
ダンスだけでも十分体力を使いそうな楽曲なのに、生歌でも疲れを感じさせないなんて、本当にBTSはすごいグループです。
本人たちもステージを楽しんでいたからなのか、むしろ音源よりも歌声が力強い気がしました!
驚異の音源越え!
そしてこのステージではメンバーたちはハンドマイクを持って歌唱しているのですが、マイクの故障によりジンはヘッドマイクを使用。
ヘッドマイクはステージ上では距離感の調節ができないため、息切れが聞こえやすく、抑揚をもつけにくいのですが、それでもいつもと変わらない歌唱力で歌い切っており、スキルの高さを見せつけました。
「RUN BTS」ってどんな曲?
「RUN BTS」の収録アルバム
「RUN BTS」は2022年6月10日に発売されたアルバム「proof」の、ソロ曲やユニット曲が収録されたCD2に収録されています。
BTSのバラエティ番組と同じタイトルであることから、タイトルが発表されると発売前にもかかわらず大きな注目を集めました。
そんな「RUN BTS」はシュガ、ジェイホープ、アールエム、グクが作詞作曲を務めており、強いメッセージ性のある歌詞で、ファンにとってもBTSにとっても特別な1曲となっています。
楽曲に込められた意味
この楽曲にはBTSのデビューから現在までの心境やその様子が描かれています。
ここからは特徴的な歌詞の一部を紹介していきます。
논현 100m 우리 자리(論峴洞から100m 僕たちの場所)
학교 끝나면 회사 calling(学校が終わったら会社から呼び出し)
예, 예(はいはい)
아 지금 바로 딱 갈게요(今すぐ行きます)
제발 집엔 보내지 마세요(どうか家には帰さないで)
Oh 가끔 그날의 꿈 꿔(たまにあの日の夢を見るんだ)
Oh 몸서리치다 눈 떠(僕は震えて目が覚める)
I don’t wanna go go back again(もう戻りたくないんだ)
論峴洞とはBTSが一番最初に生活をしていた宿舎「青い家」と事務所があった地域です。
学校が終わって会社から呼び出しがかかり事務所に向かいますが、練習生だった当時は契約解除を恐れて「実家に帰さないで」と願っていた気持ちが歌われています。
今でもその頃の夢を見るほど、相当なプレッシャーだったことがわかりますね。
방탄의 성공 이유? 나도 몰라 그딴 게 어딨어(バンタンの成功の理由? 僕も知らない そんなもんどこにあるんだ)
우리들이 모두 새빠지게 달린 거지(僕らは夢中になって走ってきた)
뭐라 하든 달린 거지(何を言われても走ったんだよ)
답은 여기 있어 하하하(答えはここにある)
自分たちに計画や成功の秘訣はなく、ただただ目標に向かって走り続けたという歌詞。
誰に何を言われようと自分たちを信じて走り続けた結果が、今のBTSだと歌っています。
曲のタイトルである「RUN BTS」の通り、彼らはこれまでがむしゃらに走り続け、これからも走り続けるという意味が込められていました。
「RUN BTS」の歌詞は不適格判定!?
韓国では地上波の放送局が、アーティストの新曲が放送に適切かどうかについて、事前に申請を受けて審査する仕組みがあります。
これにより「RUN BTS」の歌詞は「歌詞に悪口、卑語・俗語、低俗な表現が使われたため」との理由でKBSから放送不適格判定を受けました。
そのためテレビで披露されることがなく、残念に思うファンも多いですが「真っ直ぐ物申す歌詞がBTSらしくていい」という意見も多くあります。
まとめ:これからもBTSは走り続ける!
いかがでしたか?
今回はBTSが釜山で披露した「RUN BTS」のステージや、楽曲に込められた意味について紹介しました!
圧倒的でかっこいいダンスパフォーマンスと安定した生歌がかっこよすぎましたね!
「RUN BTS」のタイトル通り、これからも走り続けるBTSを応援していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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