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BTSメンバーがLGBTについて発言!誰もが生きやすい世界とは

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皆さんはLGBTというワードをご存じでしょうか。BTSのメンバーがLGBTについて発言をしたことで改めて注目されるきっかけになりました。今回はLGBTをメインにBTSが考える誰もが生きやすい世界のあり方について紹介していきます。

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そもそもLGBTってなに?

最近街頭やメディアでよく耳にするようになったLGBTというワード。
なんとなくわかっているようで、いざ説明してと言われるとよく知らないなんて方も多いのではないでしょうか。
まずはLGBTとはどのような意味なのか、何を課題としているのかについて紹介していきます。

LGBTを理解するってどういうこと?

LGBTとは、Lesbian(女性が恋愛対象な女性)Gay(男性が恋愛対象な男性)Bisexual(男性も女性も恋愛対象な人)Transgender(心と体の性が一致していない人)の頭文字を組み合わせた言葉でセクシャルマイノリティ(性的少数者)を表わす言葉として使用されます。
性のあり方を単に男女で分けることなく「性はグラデーション」という多様性を理解することが、LGBTへの理解につながります。

LGBTの割合と課題

日本国内にいるLGBTの人の割合は11人に1人と言われており、これは左利きの人とほぼ同じ割合です。
BTSのようにLGBTへの理解を広める活動を支援してくれている人は沢山いますが、まだLGBTの人々に対する差別やハラスメント、制度の問題などは存在しています。
職場や書類手続き、行政などの課題は当人たちだけでは解決が難しいので、世界中の人々が他人事だと思わずにLGBTに対し理解をしていくことが必要です。

ジェンダーフリーとの違い

LGBTとよく一緒に考えられるのがジェンダーフリーというワードですが、ジェンダーフリーとLGBTは少し意味が違います。
LGBTは「様々な性のあり方を理解しよう」という考え方であるのに対し、ジェンダーフリーは「性に捉われず、自由な選択ができる社会にしよう」という考え方です。
少しややこしいですが大きな違いは、LGBTの課題はセクシャルマイノリティへの差別をなくすことで、ジェンダーフリーは男尊女卑などの男女差別をなくすという点です。

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RMが国連でLGBTについてスピーチ!

2018年国連総会でRMが世界中の若者に向けて行ったスピーチに、背中を押された人が沢山いました。
ここからはRMが行ったスピーチの内容や背中を押された人々を紹介します。
ユニセフの公式サイトにてスピーチの全文が記載されているので是非そちらもチェックしてみてください!

RMが行ったスピーチの内容

2018年9月BTSのリーダーRMが国連総会で行ったスピーチは大きな反響を呼びました。
スピーチの内容は2017年11月にユニセフと共同でスタートした「LOVE MYSELF」キャンペーンをテーマにしたものであり、本当の愛は自分自身を愛することにあるという信念を語っています。

RMのスピーチは「まずは僕自身の話をしようと思う」からはじまり、これまでの自身の経緯や様々な葛藤を話しています。その中でも印象的だったのは、「今の自分は、過去のすべての失敗やミスと共にあり、そんな失敗やミスは人生という星座を形作る最も輝く星たちなのだ」という言葉です。
単に自分を愛せと言われても自分の愛し方なんてわからないという人もいますよね。
RMは投げやりで他人事な言葉ではなく、自分自身の体験や考えを交えながら僕はこうやって自分を愛することができたんだと教えてくれています。
そんなRMのスピーチに背中を押された若者は沢山いることでしょう。

そしてRMは最後に「あなたが誰か、どこから来たか、肌の色やジェンダー意識は関係ない。ただあなたの声をあなたのストーリーを聞かせてほしい」とスピーチを聞いているすべての人に、性差別や人種差別を取っ払って人対人で向き合おうと訴えました。

RMに救われた同性愛を告白したアーティスト

日本もまだまだセクシャルマイノリティへの理解は遅れていますが、韓国は日本以上にセクシャルマイノリティに対する差別が根強いと言われています。
そんな韓国でHolland(ホランド)というk-popアーティストが初めてゲイであることを公表しました。

実はHollandもRMの国連でのスピーチに勇気づけられた人の一人です。
韓国メディアのインタビューを受けたHollandは、国を代表するグループのリーダーが国連という場でこのような発言をするのはとても簡単なことではないと話しています。
まだ差別が根強く残っている韓国で影響力のあるBTSが、このようなスピーチを行うことで「韓国のLGBTのコミュニティも救われたと思うし、僕自身も勇気づけられてファンになってしまった」と答えていました。

LGBTを支援しているのはRMだけではない!

シュガはLGBTを支援するVansのスニーカー「Love Pack」やTシャツを着用していたり、テテもLGBTに関する作品をSNSにアップしたりと目に見える形で、BTSはLGBTを支援しているメンバーが多いです。

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BTSがジェンダーフリーなグループと言われている理由

BTSはLGBTにも理解を示しているように、グループ全体が差別をなくしていこうという考えを持っているためジェンダーフリーなアイドルグループと言われています。
ここからはそう言われている理由を紹介していきます。

性別を感じさせない衣装やコンセプト

BTSはスタイリングにヒールやスカートなどジェンダーレスなものを取り入れていたり、メンズビューティーや中性的なメイクを施しています。

今となっては男性のメイクも定着してきていますがBTSのデビュー当時の日本では、がっつりメイクをしている男性アイドルは少なかったため、韓国アイドル=濃いアイラインというイメージの日本人も多かったのではないでしょうか。
美しい、綺麗という言葉を女性だけのものにしなくなったのは、日本に韓流ブームが訪れたことも影響しているかもしれませんね!

メンバーたちが理解ある発言をしている

BTSのメンバーは現在恋人はいますかという質問に「現在彼氏や彼女はいません」と回答したり、好きなタイプを問われた時も「異性に限らず」や〇〇な女性ではなく「〇〇な人」と答えています。
同性愛への偏見が強い韓国にて、このような保身を考えない発言をしていることで、心から差別のない世界を作ろうと訴えていることがわかります。

BTSは常日頃から「みな平等であるべき」と口にしており様々なチャリティーにも参加しています。
メンバーたちが思いやりの気持ちを訴えていくことで、私たちARMYも世界の様々な問題に向き合うきっかけとなっており、BTSとともに平等な世界を作り上げている実感が沸いて、誇らしい気持ちになりますよね。

まとめ:BTSと一緒に誰もが生きやすい世界について考えよう

今回はBTSが行っているLGBTやジェンダーフリーの活動について紹介しました。
BTSは性差別以外にも、人種差別、いじめやDVによる暴力、貧富格差や気候変動など様々な問題を解決する活動に参加しています。
差別問題は自分の悩みじゃないとつい他人事になってしまいがちです。
BTSを応援しながら世界中に存在する問題と自分なりに向き合って、BTSと一緒に誰もが生きやすい世界について考えましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも音楽で世界を平和にするBTSの活動を追っていくので、ぜひチェックしてください!

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