今年8月、再契約後初となるカムバックを行ったTWICE。
しかし、その新曲「talk that talk」が音楽番組で無冠であることが今話題になっています。
今回は「talk that talk」の成績や無冠になってしまった理由について紹介していきます!
8月のカムバ祭りがすごかった!
今年の8月にカムバックをした人気アイドルはTWICEだけではありません。
8月1日 New Jeans
8月3日 チェ・イェナ(元IZ*ONE)
8月5日 少女時代
8月9日 TRI.BE
8月16日 THE BOYZ
8月19日 BLACKPINK
8月22日 IVE
8月22日 CIX
8月24日 ハ・ソンウン(元Wanna One)
8月26日 TWICE
8月31日 Billlie
中でも注目されたのは、カムバックが待ちに待たれた少女時代やBLACKPINK。
日本でも大旋風を巻き起こした伝説のヨジャグル、少女時代は約5年ぶりのカムバックとなり、K-POPオタクはもちろんのこと、K-POPから離れたかつてのファンたちからも大きな注目を集めました。
そしてBLACKPINKは約1年10カ月ぶりのカムバック。
3月にカムバックの噂が流れると瞬く間に話題になり、公開された「Pink Venom」のMVは24時間で約9040万回再生され、女性アーティストの世界最高記録を更新しました。
これらのレジェンドのみならず、今最も注目を集める新人アイドルNew Jeansのデビューや、今年の新人賞が期待されるIVE、脅威の超高速カムバを行っているBilllieなど第4世代の人気アイドルたちもカムバックをしています。
過去に例をみないほど凄まじいこの夏のカムバラッシュは、K-POPファンにとってとても熱い一ヶ月でした!
TWICEの「talk that talk」が無冠で活動終了!?
そんな中、8月26日にアルバム「BETWEEN 1&2」をリリースし、タイトル曲「talk that talk」でカムバックをしたTWICE。
SMの少女時代、YGのBLACKPINK、JYPのTWICE、韓国三大芸能事務所の女王対決として注目された今回のカムバックでしたが、TWICEは1位候補には上がるものの、同じ週にカムバックしたIVEや19日にカムバックしているBLACKPINKに負け、9月20日現在、無冠のまま活動を終了しました。
活動終了後にランキング入りする可能性はある?
TWICEはデビュー曲「Like OOH-AHH」以来、カムバック期間を一度も無冠で終了させたことはありません。
今回の「talk that talk」より成績が振るわなかった「SCIENTIST」でも「Music Bank」と「人気歌謡」にて1位を取り、2冠を達成しています。
今回は、音盤やMVの再生回数はONCEの努力もあってさほど悪くない成績でしたが、ONCE以外からの支持が大切になる音源の伸びがライバルたちに比べてかなり悪かったため、ランクインが難しかったと言われています。
ナヨンの「POP」やITZYの「SNEAKERS」のように、カムバック期間が終了してから音源が伸びる可能性もあるため、今後ランクインする可能性はゼロではありません。
しかし、そのためには大衆が注目するほどの良曲でないといけないことと、9月にはBLACKPINKやNMIXXのカムバックもあるため苦戦する可能性が高いでしょう。
「talk that talk」が無冠の理由はなぜ?
大人気アイドルであるTWICEが「talk that talk」で無冠になってしまったのはなぜなのでしょうか。
まずはランクインの条件を知るために、韓国の各音楽番組のランキングの仕組みを知っておきましょう!
6つの音楽番組とカムバックの流れ
韓国には地上波の音楽番組「Music Bank」「音楽中心」「人気歌謡」と、ケーブルテレビの音楽番組「THE SHOW」「SHOW CHAMPION」「M COUNTDOWN」の6つの音楽番組があります。
放送曜日は以下の通りです。
月曜日 なし
火曜日 「THE SHOW」
水曜日 「SHOW CHAMPION」
木曜日 「M COUNTDOWN」
金曜日 「Music Bank」
土曜日 「音楽中心」
日曜日 「人気歌謡」
カムバックは大体月曜日にされることが多く、木曜日に放送される「M COUNTDOWN」から順に2~3週間程度のプロモーション活動を行います。
最近では、アメリカの音楽チャートが金曜日から集計を開始するため、金曜日にカムバックをするグローバルを意識したアイドルも増えてきました。
今回のTWICEも金曜日のカムバック。26日放送の「Music Bank」からプロモーションを開始し、活動期間はわずか1週間程度だったため、月曜日にカムバックしたIVEよりは不利な状況だったと言われています。
音楽番組のランキングは、音盤、音源、YouTubeの再生回数、ファン投票で順位が決まります。
金曜日でも月曜日でも、ランキング入りするのはカムバックした週の翌週からです。
「THE SHOW」「SHOW CHAMPION」「M COUNTDOWN」「Music Bank」は月~金曜日の集計、「音楽中心」と「人気歌謡」は月~翌月曜日の集計をします。
そのため、今回のTWICEのカムバック最初のランキングは「THE SHOW」「SHOW CHAMPION」「M COUNTDOWN」「Music Bank」では集計なし。
「音楽中心」と「人気歌謡」は26日~29日の4日間の集計となりました。
カムバック2週間目となる9月の第2週では、月曜カムバのアイドルたちと同様の集計期間になりますが、一番盛り上がる時期の集計ではなく、ライバルも増えてしまうため金曜日のカムバックはとても不利なんです。
そんなTWICEですが、韓国では成績が伸びなかったものの、アメリカの「ビルボード200」で3位「アーティスト100」では前作より9位も順位を上げた1位を獲得しています!
アメリカと韓国でここまで人気の差が開いたのには何か理由があるのでしょうか。
音源が流行らなかったから
今回のカムバックではIVEだけではなく、NewJeansも絶対女王BLACKPINKを抑えて1位を獲得しました。
中毒性のある楽曲と目新しいコンセプトを掲げる第4世代に勝つためには、ファンダムに頼るだけではなく大衆を魅了させる楽曲をつくる必要があります。
今回のTWICEの最大の敗因は、まさにその音源です。
ONCEからすると今までのTWICEらしいキャッチーな曲調や工夫されたMVが好評でしたが、ONCE以外の人からは「新鮮みに欠ける」という声もありました。
未だ明確なコンセプトが定まっていない中で行われた今回のカムバックは、第2章が始まる新しいTWICEが期待されただけあって、ONCE以外からはあまりいい反応が貰えなかったのかもしれません。
最近、Tiktokを中心に「LOVE FOOLISH」や「REWIND」が注目され始めたことからも、TWICEには可愛らしいコンセプトではなく、大人っぽいコンセプトを求める人が増えているのかもしれませんね!
スタイリングが問題になった
今回のカムバックでは、Y2Kファッションと呼ばれる2000年代に流行ったようなタイトでスポーティーな衣装や、ガーターベルトなどを着用したセクシーな衣装でカムバックしたTWICE。
TWICEはもともと衣装に関して「安っぽい」や「露出が多すぎる」という意見が多く出ており、今回の衣装ではついに「下着みたい」「目のやり場がない」という声まで出てしまいました。
しかし、ヒョナやファサのように色っぽいコンセプトであれば、そのような衣装が問題視されることは少なく、むしろ「着こなせることがすごい」と肯定的な声が多く聞こえます。
今回のTWICEの場合はセクシーな衣装が曲のコンセプトに合わなかったことと、子供っぽいY2Kのコンセプトがあまり受け入れられなかったことから、ネガティブな印象の強いカムバックになってしまったのかもしれません。
まとめ:ONCEにはTWICEが、TWICEにはONCEが必要!
今回は「talk that talk」の成績や無冠になってしまった理由を紹介しました。
目新しい第4世代とは違い、根強いファンダムと安定した人気を誇っているTWICE。
だからこそコンセプトや楽曲がマンネリ化してしまうのは、過去のレジェンドグループたちもそうだったように仕方のないことなのです。
しかし、これまで数々の伝説を作ってきたTWICEだからこそ、他のグループに埋もれずトップを走り続けてほしいです。
そのためにも私たちONCEはTWICEの躍進を信じて応援していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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