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TWICEチェヨンがTシャツ投稿を謝罪した理由!!Qアノン衣装に続き2度目の炎上…

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TWICEチェヨンが自身のInstagramにて、現在物議を醸しているTシャツの件を謝罪しました。
今回は、そのTシャツが問題になった理由や、チェヨンとJYP側の対応について紹介していきます。

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チェヨンが着用していたTシャツのデザインが物議に

先日チェヨンは、レストランでの何気ない様子を押さえた一枚の写真をInstagramに投稿。
その写真で着用していたTシャツに「スワスティカ」がデザインされており「反ユダヤ主義である」と物議を醸しました。

「スワスティカ」とは

「スワスティカ(かぎ十字)」はサンスクリット語の「幸福」から由来し、仏教やヒンドゥー教をはじめとした世界中の多くの文化や宗教でシンボルとして使用されてきました。
しかし、1920年にヒトラー率いるナチスがこのマークを「ハーケンクロイツ」として党のシンボルに採用したため、現在ではネオナチやナチズムのシンボルとして広く周知されています。

ナチスと言えば、独裁、虐殺、人体実験など世界の歴史の中でも、繰り返してはいけない忌まわしい出来事として語り継がれていますよね。
そのため、それらを連想させるマークである「スワスティカ」は世界的にタブー視されており、多民族国家のアメリカやヨーロッパ諸国では、似たようなデザインだったとしても私たちの想像以上に注意する必要があります。

今回のチェヨンが着用していたTシャツには、セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスがプリントされており、そのシド・ヴィシャスの着用していた服に「ハーケンクロイツ」がデザインされていました。

シド・ヴィシャスはパンクファッションとして「ハーケンクロイツ」をよく身に着けていたため、デザインもナチスのシンボルそのもの。
このようなファッションを彼が好んでしていたことは有名だったので「チェヨンも配慮することができたのではないか」と言われています。

チェヨンが自身のInstagramにて謝罪

3月22日、チェヨンは自身のInstagramにて韓国語と英語の謝罪文を投稿しました。

こんにちは、TWICEのチェヨンです。
先日のInstagramの投稿に関して、心からお詫び申し上げます。
着用していたTシャツのスワスティカの意味を正しく理解していませんでした。
慎重に確認するべきだったのにもかかわらず、確認を怠り、多くの方に心配をおかけしてしまったこと深くお詫び申し上げます。
今後は必ず確認し、このようなことは二度と起こしません。
申し訳ございませんでした。

チェヨンがこのTシャツを着用していたのは、アメリカ活動中に訪れた現地のレストランなのではと言われており、現地での周囲からの反応を心配する声も多く出ていました。
謝罪投稿のコメント欄には世界各国からの様々な意見が寄せられており、投稿から一週間たった現在も多くの議論がおこなわれています。

TWICEが所属するJYPエンターテインメントも今回の件に対し、ペンカフェで謝罪しました。

こんにちは、JYPエンターテインメントです。
チェヨンのInstagramの投稿に関しまして、Tシャツのデザインの意味を正しく認識できず、誠に申し訳ございませんでした。
このような事態を招いてしまったのは、より細かく確認をしなくてはならない立場であるレーベル側の責任です。
今後このような事態が再発しないよう、弊社としても細心の注意を払ってまいります。
大変申し訳ございませんでした。

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先日は歌番組での衣装も炎上…

チェヨンとJYPの着用衣装での炎上は、この件が発生するつい数日前にも起こっていました。

3月18日放送の「Show Music Core」で新曲「SET ME FREE」のカムバックステージを披露したTWICE。
このときチェヨンが着用していた衣装が「Qアノン」のロゴデザインであるとして、SNSを中心にスタイリストを批判する声が多く挙がりました。

「Qアノン」とはアメリカを中心に広まっている陰謀論集団で、その過激性やカルト性から大きく問題になっています。
今回のカムバックはアメリカでのプロモーションにも力を入れていたため、このような炎上は残念で仕方ありません。

この衣装はチェヨンが選んだわけではないと思うので、気付けなかったのは仕方がないのですが、芸能人がこのような衣装を着用することでどのような影響が出るのか、どれだけ多くの人を誤解させるのか、事務所やスタイリストは慎重に考えていく必要がありますよね。

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歴史や政治的理由で衣装が炎上したアイドルは他にも

BTS 原爆Tシャツ

2018年、BTSのあるメンバーがキノコ雲がプリントされたTシャツを着用し、炎上しました。

この通称原爆Tシャツは、キノコ雲の写真とともに「愛国心」「解放」「私たちの歴史」と英語で記載されており、原爆投下による日本の終戦によって韓国が日本の支配下から解放されたことを表わしています。
このTシャツのデザイナーは騒動に対し「反日感情はない」「ファッションに歴史を取り入れれば、若者も歴史に興味を持つと思った」と釈明、BTSが所属事務所であるHYBEも「反日の意図はない」と謝罪しています。

BTSはこの一件で、ファン以外の人々から「反日」という印象を強く抱かれるようになりました。
アーティストがどれだけ謝罪し、ファンがどれだけ釈明しても、一度ついた印象はなかなか取れません。
今回のチェヨンの炎上原因であるナチスやQアノンは、日本人の私たちからすると知識が浅く「なぜこんなに批判されているのか」という意見も多く出ていますが、BTSの原爆Tシャツの日本での炎上を思い出すといかにタブーなことなのかわかりますよね。

欅坂46 ナチス風の衣装

2016年、欅坂46のメンバーがライブイベントにて、ハロウィンの仮装としてナチスの制服に似た衣装を着用し、炎上しました。
「ハーケンクロイツ」はついていなかったものの、特徴的なマントや鷲のエンブレムが付いた軍帽、ボタンの配置や配色などはナチスの制服を模倣したといっても過言ではないデザインです。
SNSを中心に日本国内で大きく批判され、炎上は海外にまで広がり、カナダやイギリス、スウェーデンでも批判的に報道されました。

NCT 竹島ジャケット

チェヨンのQアノン衣装が炎上した3月18日の「Show Music Core」では、MCを務めたNCTのメンバーの衣装も炎上していま
竹島などの領土問題を主張するジャケットを着用し、ファンからは「そんな衣装着せないで」「これこそ放送不適格だ」など批判の声が挙がりました。

チェヨンとこのメンバーは「SET ME FREE」のダンスチャレンジも一緒に撮影しており、TWICEの公式TikTokにアップされた動画は双方の衣装問題によって現在削除されています。
このような混沌とした状況に番組や事務所のリスクマネジメントの低さが指摘されました。

まとめ:世界で活躍するアイドルは危機管理が重要

いかがでしたか?
今回は、今物議を醸しているチェヨンの着用Tシャツや衣装について紹介しました。

TWICEに関わらず、世界で活躍することを視野に入れているアイドルは、文化や歴史、宗教など様々な視点から配慮する必要があります。
今後の活動のためにはアイドル本人の意識はもちろん、事務所がアーティストを守る立場としてきちんと知識を付けることが大切になるでしょう。
メンバーたちの心労を減らすためにも、このような炎上はなんとか避けていただきたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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